サプライチェーン

ブロックチェーンがもたらす、サプライチェーン・トレーサビリティの革命

今日のグローバルなバリューチェーンにおける非効率性とリスクに対処するために、商品の出所と動き、より正確でタイムリーなサプライチェーンデータの可視性を高める必要があります。サプライチェーンに沿って複数の関係者間で情報を同期させる方法がないと、各組織が独自のデータを記録してしまうため、ヒューマンエラーや処理コストの増加、評判や財務上のリスクが生じてしまいます。バイヤー、サプライヤー、荷主、その他のサプライチェーンの関係者が、信頼されたネットワークで取引できる可能性があるとしたらどうでしょうか?

サプライチェーンでブロックチェーンを活用することで、グローバルな取引パートナーが安全に、共有された事実に基づいて取引を行うことができ、効率性、透明性、可視性を高めることができます。サプライチェーンにおけるブロックチェーンのユースケースには、商品の出所の不変性、複数の当事者間での照合コストの排除、リアルタイムの可視性による追跡分析の実行、リスクの評価、物理的・財務的サプライチェーンの加速などがあります。ブロックチェーンがどのようにサプライチェーンに革命をもたらしているかを確認しましょう。

Cordaを活用したサプライチェーンソリューション

B2P(Procure-to-Pay)

受発注の電子化とインボイスファイナンス。2018年に商用後、タイのサイアムセメントグループを中心に導入され、2020年末時点で10,000社以上に導入済み。

Commchain

説明:バルク物流(石炭)のデジタルプラットフォーム。船積書類を電子化。将来的には運送契約や請求も電子化していく。日本からは丸紅、双日が参加。

RentaChain

建設大手大林組と日建リース工業によるリース契約、支払い業務の省力化。会社間の納品伝票、請求書などの個別の状態をブロックチェーン上で共有。伝票の突き合わせ作業を削減。

BunkerNote

豊田通商の提供する船舶向け燃料や潤滑油の受発注を一元管理ソリューション。燃料発注から納品確認、請求書発行、受領までをオンラインで処理し、関係者間でリアルタイムに進捗を共有可能。2021年6月リリース予定。

Bullion Integrity Ledger

金のトレーサビリティ可視化ソリューション。2020年10月よりスイスにて商用化。来歴証明の簡素化とサステナビリティ、金採掘の人権問題の解決。

SMX

分子マーキングと蛍光X線分析による検出ソリューションで応用範囲の広いトレースが可能。対象物の物質の状態を選ばない。マーキングした情報をCorda上に記録。独化学大手のBASFと共同開発契約を締結。

Aerotax

航空会社と航空機サプライヤー、リース会社間の記録管理、トレース履歴管理、ステータスレポートを共有。メンテナンス、修理、オーバーホール(MRO)サービスののエンドツーエンド管理を可能に。

Ripe.io

食品サプライチェーンの可視化。トレーサビリティ確保。サステナビリティ、ブランドの保証。


サプライチェーンにおけるCordaブロックチェーンのメリット

Corda上のスマートコントラクトは、サプライチェーンの記録のための単一の真実(single source of truth)を提供します。

Cordaはパーミッションドブロックチェーンであるため、規制当局が安全な環境でサプライチェーンに関する情報にアクセスすることができるため、コンプライアンス違反に対するペナルティを軽減することができます。

当事者は、材料、原材料、最終製品の原産地、数量、移動、場所、移動をオンデマンドで把握し、検証することができます。

出荷、物流、保険などを含むサプライヤーネットワークの管理と完全な可視性を得ることで、ビジネスをより迅速かつ収益性の高いものに成長させることができます。

原材料の段階から配送後まで、サプライチェーン内の製品の位置と流れを把握することで、効率を最大化します。

記録管理と報告システムを合理化し、信頼性の高いマニフェスト、船荷証券、証明書などを確保します。