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豊田通商システムズの電子契約サービスへの Corda Enterpriseライセンスの提供について

2021年4月5日
SBI R3 Japan株式会社

 SBI R3 Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤本守、以下「当社」)は、豊田通商システムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:椿本光弘、以下「豊田通商システムズ」)が開発する、トヨタグループ向け電子契約サービス「TBLOCK SIGN」に対し、Corda Enterpriseライセンスの提供を開始しましたのでお知らせいたします。

豊田通商システムズは、2021年2月より、トヨタグループのサプライチェーンを構成する企業に対し、契約締結の効率化を目的に、電子的に契約締結できるサービスTBLOCK SIGNの商用利用を開始しています。TBLOCK SIGNを支えるブロックチェーン基盤として、米R3社が開発するCorda(コルダ)が採用されております。Cordaの公式サポートを日本で提供する当社が、TBLOCK SIGN に対しCordaの商用版であるCorda Enterpriseを提供しています。

TBLOCK SIGNでは、ブロックチェーン基盤としてCordaを利用することで、契約内容の真正性を担保できるだけでなく、サービス事業者である豊田通商システムズからもデータの保護を可能としています。また、TBLOCK SIGNは、契約締結以外の見積・受発注・請求等の業務においてもご利用頂けます。さらに電子帳簿保存法にも対応しており、ユーザーはTBLOCK SIGNだけで法令に準じた契約書面の電子化を実現できます。将来的には、データ規制国のようにデータを国内に保存する義務のある国との取引にも対応し、グローバルなサービス展開を予定しております。

当社は今後も引き続き豊田通商システムズと連携し、TBLOCK SIGNの国内およびグローバル・ロールアウトを通じて、サプライチェーン横断での業務効率化に貢献するサポートを提供してまいります。

なおCordaは、豊田通商株式会社が2021年3月2日に発表した、船舶向け燃料受発注を一元管理するクラウドサービス”BunkerNote(バンカーノート)”においても、採用されております。本サービスは2021年6月からサービス提供を予定しております。

以上